シングルファザーが子育てに読むべき『嫌われる勇気』の3つのポイント

『嫌われる勇気』から学ぶ子育て

シングルファザーはシングルマザーに比べると収入は高いが、子育ての意識においてシングルマザーよりも意識が低いと言われています。

また、子育てにおけるメンタル面についてもシングルファーザーはシングルマザーよりもメンタルが弱いこともしばしば指摘されます。

そこで今回のブログは、大ベストセラーとなった名著『嫌われる勇気』によって一躍注目された「アドラー心理学」を上手く子育てに活用し、シングルファーザーとその子供が生きづらさから抜け出し、人生を幸せに導く実践的なノウハウについて紹介します。

 

『嫌われる勇気』とは?

『嫌われる勇気』は、世界で350万部以上を売り上げたベストセラー「アドラー心理学」(アルフレッド・アドラー)を解説した書籍。2013年にダイヤモンド社より出版され、2017年には同書を原案としたテレビドラマも放送され、現在でも人生のバイブルとするファンが多数います。

 

子供も大人もすべての悩みの原因は対人関係にある

すべての悩みの原因は対人関係

アドラーによれば、すべての悩みの原因は対人関係にあるとされています。

例えば、思考実験として、この地球上に自分以外の人間が誰一人としていなくなったと仮定してみましょう。

すると、それまで感じていた悩みの種がすべて消え去っていくことが実感できるのではないでしょうか?

アドラー心理学では、人生の生きづらさから解放されて心を穏やかに幸せな気持ちで過ごせるための実践的なノウハウが散りばめられています。

そして、その中でも特にこの対人関係に由来する生きづらさを取り除くことこそが、人生を幸せに生きるために大きなプラスの影響を与えるとされています。

これは、大人でも子供でも同じです。対人関係で悩んでいたら、一度は『嫌われる勇気』を読んでみると良いでしょう。

それでは一体、どうして人は対人関係から生きづらさに繋がるような悩みを導き出してしまうのでしょうか?

悩みを引き起こす対人関係の捉え方とは?

正しい対人関係3つの捉え方

アドラー心理学では、生きづらさに繋がるような対人関係の捉え方として、大きく分けて三つの姿勢が警告されています。

1.承認欲求をベースに対人関係を構築してしまう

承認欲求とは他者から認めてもらいたいという欲求のことです。

例えば、子供に「いい成績をとったら褒めてあげる」というようにしていませんか?

この承認欲求に支配されたままだと、人生の全てが他者に認めてもらうためだけに過ごすものとなってしまいます。

私たち人間は、他者の期待を満たすために生きているわけではありません。

他者の期待に応えることを最優先するような生き方は、自分らしさや幸せからはほど遠い生き方になってしまいます。

アドラー心理学では、そのように承認欲求を優先させているから人生は不自由になってしまっているのであり、他人から好かれようとしない、言い換えるならば、「嫌われても別に良いという勇気」を持てるようになる大切さが教えられています。

2.競争意識をベースに対人関係を捉えてしまう

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次に、あらゆる対人関係に競争意識を持ち込んでしまうことにも警告されています。

対人関係の軸に競争意識を巻き込んでしまうと、自ずと他人を敵とみなすようになってしまい、気づいたときには周りは敵だらけという状態になってしまいます。

このような状態の中に居続けると、他人よりも上にいることが安心で、逆に他人よりも下にいることは恐怖となります。

人間は年を重ねるうちに老いていく生き物ですし、世代が代われば勝ち負けの基準も変わります。

人生を通じて勝ち続けることは不可能で、競争意識を持ち続けたままだと、遅かれ早かれ敗北を味わい、劣等感に苛まれることになります。

アドラー心理学では、こうした競争意識を人生の基準から取り除くことが教えられており、他人と自分を比較するのではなく、思い描く理想の自分と今の自分とを比較して、安全な向上心を培う大切さが教えられています。

3.他者と自分との課題を混合してしまう

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そしてあらゆる対人関係のトラブルは他者と自分との課題を混合させ、他人の課題に自分が踏み込むことや、逆に自分の課題に他人が踏み込むことを許すことによって起こるとされています。

アドラー心理学では、他者が自分のことをどのように評価するかは、他者次第であり、自分にはどうすることもできない。だから、そもそも他者が自分のことをどのように評価するかということ自体に無関心になるべきであると教えられています。

また、逆も然りであり、自分のことをどのように決めるかは100%自分次第であり、自分の課題に他人の意見を介入させて、自分の意見をいやいや曲げるというようなことは一切しなくて良いということが教えられています。

ここまで解説してきた対人関係への姿勢、すなわち、

  1. 承認欲求をベースに対人関係を構築してしまう
  2. 競争意識をベースに対人関係を捉えてしまう
  3. 他者と自分との課題を混合してしまう

という3つの考え方こそが人生の生きづらさに繋がる悩みの元凶になっているとされています。

アドラー心理学に学ぶ、正しい対人関係3つの捉え方とは?

正しい対人関係3つのポイント

それでは、アドラー心理学では、一体どのようにそれらの考え方を改めるようにと教えているのでしょうか?

1.承認欲求と競争意識は捨て、理想の自分との対話だけを残す

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先ほど紹介したように、他者に認められたいという承認欲求や他人と自分と比較して優位に立とうとする競争意識からは生きづらさしか生まれてきません。
本当の意味で幸せな人生を歩むことにはつながらないのです。

アドラー心理学は、そのような承認欲求や競争意識は、もう人生を送る上での価値基準から取り除くことが教えられています。

そして、そうした価値観を取り除いた上で、思い描く理想の自分との一対一での会話を人生の中に取り組むことが推奨されています。

そうすることで生まれるのは、健全な劣等感で、その健全な劣等感を解消するために努力のエネルギーを注いでいくことは、自分らしさを磨くこと、そして本当の意味での幸せな人生を歩んでいく導きとなると教えられています。

2.自分と他人の課題の分離を徹底する

アドラー心理学では、他者と自分との課題の分離を徹底して行うことが教えられています。
あらゆる対人関係のトラブルの元凶は、他者と自分の課題の混合にあるとは、すでに述べた通りです。

他人を変えることはできないから、他人の課題には介入しない。つまり、他人が自分をどう思うかというのは100%他人次第であり、自分にはどうすることもできないのだから、そもそも気にすることすらしないで良いということです。

この考え方こそが、「嫌われる勇気」という本のタイトルの由来でもあり、別に他人に嫌われても良いという勇気を持つことは、すなわち他人と自分との課題の境界線をはっきり見極められている証拠なのです。

だから、他人の目を気にする必要性も、他人の期待に応えようとする必要性も、そもそもなく、大切なのは自分はどうしたいのか、自分の理想は一体何なのかという自分の課題と真剣に向き合うことであると教えられています。

3.仲間に対する貢献感を養う

人間は仲間とみなしたコミュニティに対して、無条件の貢献を行っていくことで、そのコミュニティの中で自分は「意味のある存在」であるという貢献感を養うことができます。

「嫌われる勇気」における幸福の定義は、まさにこの貢献感、すなわちコミュニティの中に自分の居場所があると感じられることにこそあります。

承認欲求を突き詰めていった先にあるのは、他者の期待や評価のためだけに生きる条件付きで不自由な人生ですが、仲間に対する貢献を無条件かつ主体的に突き詰めていった先にあるのは、承認欲求にとらわれることのない自分の価値の実感と幸福感であるとされています。

もし、ここまで触れてきたような承認欲求や競争意識、そして自分と他人の課題の混合が維持されたままだと、幸福につながるような貢献感をもたらしてくれる関わり合いを持つことはできません。

だからこそ、承認欲求や競争意識は捨てる必要があり、また、自分と他人の課題の境界線をはっきりとさせ、互いにその境界線を越えて行かないようにする必要があるのです。

アドラー心理学では、幸せな人生を送るために、そうした生きづらさを乱す対人関係に由来する要因は取り除き、自分は相手に対して一体何をしてやれるのだろうかという貢献感を養っていくことこそが、幸せにつながる行動指針であると教えられています。

以上、いかがでしたか?

このブログではアドラー心理学で教えられている人生を幸せに導く実践的なノウハウについてそのエッセンスとなる部分を解説してきました。

再度ブログの内容を簡単にまとめて終わりにします。

アドラー心理学では、あらゆる生きづらさの原因は対人関係に由来しており、特に以下の三つの要因が原因となっているとされています。

 

生きづらさの原因は対人関係

  1. 承認欲求をベースに対人関係を構築してしまう。
  2. 競争意識をベースに対人関係を捉えてしまう。
  3. 他者と自分との課題を混同してしまう。

 

そして、そうした要因を取り除き、人生を真の意味で幸せに生きるためにその方針が掲げられています。

 

正しい対人関係3つの捉え方

  1. 承認欲求と競争意識は理想の自分との会話だけを残す。
  2. 自分と他人の課題の分離を設定する。
  3. 仲間に対する貢献感を養う。

 

何か参考になれば、うれしいです。

それでは、また!


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