元旦那が離婚後に「良い父親」へと変われることを親権のあるシングルマザーは知らない

シングルファーザーは良き父親になれるか?

子どもがいる夫婦が「離婚」することの最大の悪は、子どもへの悪影響が見受けられる場合でしょう。

子どもへの「悪影響」とはなにか?

それは、単独親権による、子供の取り上げでしょう。

親の都合で別れたのに、親に会えない子どもたち

離婚をしても面会権はある

単独親権の日本では、多くの親権者が離婚後、元の配偶者と子供を会わせることを嫌います。

まるで、親としての資格をも失ったかのように。

日本においても子供の権利を守るため、「面会交流権」という権利が親権者ではない親にも与えられています。

しかしながら、多くのケースにおいて母親が親権者として子供を引き取り、面会や監護を拒否し、

父親は子供がどんな暮らしをしているのかさえ何年も知らずに歳を取るということが、まかり通っています。

母子世帯の母の面会交流の取り決め状況

母子世帯の母の面会交流の取り決め状況
※厚生労働省「平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果報告」より

このように、母子家庭では、離婚後の面会交流の取り決めをしていないケースが70%以上と大多数です。

しかし、これは本当に子供にとって幸せなことなのでしょうか?

そして、同時にシングルマザーにとっても幸せなことなのでしょうか?

父親が良き父親であれば離婚なんてしなかったのにと、考えていたりしませんか?

実は最新の調査では、父親は離婚後にきちんと子供を監護させることで、父親が良い父親になっていくということが判明しています。

離婚はどのように父親を「良い父親」にするのか?

離婚はどのように男性を良い父親にするのか?

米国の心理学の話にこんなのがあります。

リオット・カッツさんは自分自身を良い父親だと思っていました。

なぜなら、彼は仕事から帰ってくると、ちゃんと2人の幼い娘を風呂に入れ、ベッドに入れていたからです。

しかし、それらは、すべて妻が彼に要求したことであり、彼自身の選択ではありませんでした。

そして、結婚生活は上手くいかなくなり、10年前に離婚しました。

それから、カッツさんは自分の人生を振り返り、自身の人生を再構築しようと考えました。

その際、彼は自分が父親として生計を立てずに育っていく幼い娘たちが直面する危険性、

つまり、収入の低下、性的リスクに対する不安の高さ、父親不在の不安、自己肯定感の低さ

を強く認識していたので、

元妻に嘆願書を書き、娘との時間を持つことにしました。

そして、彼は妻からの指導に頼るのを止め、父親として、自分自身で目標を設定しました。

カッツさんは、

「結婚生活が終わった後、妻の言う通りに子育てを手伝うことが、結局は、『彼女に責任を負わせている』ということに気づきました」

と語っています。

「『ひとりの親』になったことで、私はより良い父親になりました。

それまでは妻が対処し、何をすべきかを教えてくれていたことについて責任を負うようになりました」

離婚はしばしば人々を幸せにする

離婚しても共同監護することで子供が幸せに

それまでの彼は独身になったということで、自由奔放に振る舞い、ビールをがぶ飲みし、ガールフレンドをころころと変える、いわゆる「週末お父さん」の典型でした。

社会科学者たちが幾度となく議論してきた「週末お父さん」は、

前妻から養育する機会を奪われことで、父親としての自覚を失った男性となります。

カッツさんも離婚によって、親としての活力を見失っていました。

もし、10年前に離婚した彼が、父親からただのオジサンに降格してしまったことに自覚がなければ、多くの男性と同じように、養育の機会や権利を奪われたことを言い訳に、子どもたちを養育しようとはしなかったかもしれません。

この調査では、父親を末梢の人物としていた結婚生活から、「離婚」を経験することで、彼らがよりよい父親になるための余地を彼らに提供したことを示唆しています。

そして、この研究が監護の規範を変えていきました。

臨床心理学者のリチャード・ワーシャック氏は、10年以上にわたり離婚した家族を研究し、エリオット・カッツさんのような男性をたくさん知っています。

離婚した両親が共同監護についての研究に基づいたアプローチを取ると、異なった結果となる傾向にあります。

つまり、お母さんとお父さんは、お互いの配偶者であることよりも、子供の親であることに優れていると仮定した場合、彼らが古い考えを捨てた時、新しい役割を果たすように努めるようになるのです。

そして、もはや夫婦間の葛藤やいがみあいに悩まされることなく、彼らは集中して子育てに邁進できるという点で理にかなっていると言えるでしょう。

これにより、彼らは二人ともに幸せになれます。つまり、離婚はしばしば人々を幸せにするのです。

「多くの父親が、前妻の言いなりとなってしまい、自分の選択による子育てができていません。

しかし、両親が協力して、子供を育てることの喜びと課題の両方を分かち合うことができれば、

安心につながります」

とワーシャック氏は語っています。

いかがでしたか?

これは日本の社会にも当てはまることではないでしょうか?

離婚をして、子供の心が一番傷つくのは、片親の不在であり、片親に受ける養育の機会喪失です。

離婚をしても、きっちり監護の取り決めをしてくれる親を持った子供は、それでも幸せになれる可能性が高まります。


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